USDTとよく比較されるUSDC。
このステーブルコインにはどんな特徴があるのでしょうか?
USDC(USDコイン)とは?
- 米ドルにペッグされたステーブルコイン
- 簡単かつ迅速にお金を送る方法として開発
- 準備金は大手会計事務所によって定期的に証明されている
USDC
いつ、誰がつくった?

USDCの通貨

名称 | USD Coin / USDコイン |
略称 | USDC |
発行 チェーン | Ethereum、Stellar、 Algorand、Solana |
購入方法 | Poloniex、Coinbase、 Binance、Huobiなど |
USDC
どう使う?

- 取引
- 貸付
- 投資
- 預金
- リスクヘッジ
- VISA決済
USDC
なぜ使う?

規制されている
USDCの運営会社は米国で登録されたマネーサービス事業者です。
マネーロンダリングに対抗する、政府の金融犯罪執行ネットワークによって規制されています。
監査されている
USDCの準備金は、世界でも有名な会計事務所「Grant Thornton」の月次監査を受けています。
2021年5月28日の報告書によると、USDCの裏付け資産は以下のようになっています。
- 現金と現金同等物:61%
- 譲渡性預金:13%
- 米国債:12%
- コマーシャルペーパー:9%
- 社債:5%
- 地方債とエージェンシー債:0.2%
速い
銀行で国際送金すると、着金には長く時間がかかります。
USDCは仮想通貨ならではの迅速なスピードで送金可能です。
USDCが
1ドルにとどまる理由は?

USDCは準備金として保有されている米ドルに裏付けられています。
USDCのニュース

- 2019年5月
85か国でUSDSが取引可能に。 - 2020年6月
分散型金融(DeFi)ブームの中で利用が本格化。 - 2020年11月
サークル社は米国政府と協力し、亡命中のベネズエラ政府を通じてベネズエラ医療従事者への援助を発表。 - 2021年3月29日
Visaが取引決済にUSDCの使用を発表。 - 2021年5月現在
206億ドルのUSDCが流通。
USDC
まとめ

USDコインは信頼できる機関が後ろ盾となり、急速に発展しているプロジェクトです。
2018年のプロジェクト発表以来、そのエコシステムはすでに60以上のパートナーに拡大しており、今後の将来性も期待できそうです。