新しい金融のカタチ、DeFiプロジェクト最有力とされるMakerDAO。
MakerDAOの発行するステーブルコインとは何者なのでしょうか?
DAIとは?
- 価値を米ドル(USD)に近づけることを目的とした通貨
- MakerDAOによって開発された非中央集権的なステーブルコイン
- イーサなどの仮想通貨を担保にして誰でも発行することができる
DAI
いつ、誰がつくった?

DAIの通貨

名称 | DAI |
発行 チェーン | Ethereum |
購入方法 | 取引所Binanceで 購入・交換 |
借入方法 | MakerDAOで ETHを預けて借入 |
DAI
どう使う?

- 取引
- 貸付
- 投資
- 預金
- リスクヘッジ
DAI
なぜ使う?

真の分散型
第三者である運営者が存在せず、銀行がバックアップすることもありません。
DAIプロジェクトはイーサリアムブロックチェーンと、そのスマートコントラクト上に存在しています。
規制も検閲も必要ない真に信頼できる分散型の安定コインとなっています。
DAIが
1ドルにとどまる理由は?

ETHやBATを担保資産として、米ドルのレートに固定(1Dai = $1)されているからです。
米ドルを担保とする他のステーブルコインと違う点はここにあります。
DAIのニュース

- 2014年
Daiの発行元であるMakerDAOは、デンマークの起業家Rune Christensenによって結成。 - 2017年12月
正式ローンチ。 当時ETHの価格が80%以上も下落したが、Daiの価格は1米ドルに近い水準を維持。 - 2020年3月
コロナパンデミックの発生で市場が乱高下した結果、Daiはピーク時に最大1.11米ドルで取引された。その後本来の評価額である1ドルに戻った。 - 2021年4月
ブロックチェーンプロトコル「Tinlake」は不動産ローン会社「New Silver」とMakerDAOをつなぎ、不動産を担保とした融資を実現。住宅ローンに融資するために3万8000ドルのDAIを発行した。
DAIまとめ

「世界中の誰もがグローバル金融システムに参加するために、MakerDAOは透明性の高い方法を常に提供している。」
こう語る創設者Rune Christensen氏。
仮想通貨をグローバルに普及させるため、他のステーブルコインよりDeFiとの結びつきが強いのも特徴です。