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これらを使用する場合、仮想通貨を預けるメタマスクなどのウォレットを使用します。
ここで注意!知っていましたか?
使用をやめたとしても接続状態が続いていることを…
そこで今回は詐欺対策の方法である『リボーク』をお伝えします。
リボーク(Revoke)とは?
ウォレットの接続解除を『リボーク』と言います。
一旦つないだ『接続先』と『ウォレット』の線をハサミで切ってしまうイメージです。

これをやっていないとラグプル・ハッキング・詐欺などを理由にウォレットの中身が盗まれる可能性があります。

リボーク(Revoke)する方法
ここでは BSCチェーン(仮想通貨のBNBなど)を例にリボークする方法を解説します。
※ 他の ETHや Polygonチェーンなどでも応用できます。
2つのやり方があるので好きな方でリボークしてください。
①『BscScan』でリボーク
「メタマスク画面」

メタマスクで『BSC Mainnet』を選択
→ 自分のアドレスを押してコピー
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次にBscScanへアクセスします。
「BscScan画面」

『Misc』
→ Token Approvals
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先ほどのメタマスクアドレスを貼り付け(ペースト)
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Connect to Web3を押す
▼

翻訳:これはベータ版であり「現状」および「利用可能」な状態で提供されていることに留意してください。BscScanはいかなる保証も行わず、この機能を継続して使用することによる直接的または間接的な損失については責任を負いません。
OKを選択
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Connectedになり Web3に接続完了
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接続解除先を選択
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Revoke
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確認
※ 解除にはガス代がかかります。ガス代についてはこのあと解説します
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リボークは完了しましたが、解除結果をみたい場合は View your transactionを選択
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Revokedと表示されておりリボークされていることが確認できます
②『DeBank』でリボーク
DeBankにアクセス
「DeBank画面」

画面右上の部分でメタマスク BSCを接続しておきましょう
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画面左側の人型アイコン
→ Approval(承認)
→ BSC
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解除先の Decline(遮断する)を選択
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確認
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リボークが完了し、接続していたアドレスが消えています
▼
念のためリボーク結果を確認したいなら、
「メタマスク画面」

アクティビティ
→ 解除した履歴を選択
▼

右上の矢印を押す
▼

Revokedと表示されており、リボークが確認できました
リボーク(Revoke)手数料比較
リボークするには手数料(ガス代)がかかります。
なるべく安い方がいいですよね。手数料を比較してみます。
手数料比較
BscScanと DeBankでBSCアドレスをリボークしたときの手数料を比較します。

BscScanでリボーク
手数料 : 0.000073 BNB
▼

DeBankでリボーク
手数料 : 0.000117 BNB
【 結果 】
BSCScan = 2.33円
DeBank = 3.66円
その差 1.33円で、
BSCScanが安い!
BscScanの方が安い結果となりました。
それでは他チェーンでの手数料はどうなのでしょうか?
Polygon(ポリゴン)手数料比較
PolygonScanとDeBankを使って Polygonアドレスをリボークしたときの手数料を比較します。

PolygonScanでリボーク
手数料 : 0.000024 MATIC
▼

DeBankでリボーク
手数料 : 0.000059 MATIC
【 結果 】
PolygonScan = 0.0031円
DeBank = 0.0074円
その差 0.0043円で、
PolygonScanが安い!
というか…
Polygonの手数料安すぎ!
PolygonScanを使った方が手数料が安いという結果になりました。
それにしても Polygonのガス代はとにかく安い印象です。

まとめ
DeFiなどのサービスを利用した後は、ウォレットを「リボーク」しましょう。
手数料かかりますが盗まれるより絶対マシです!!!