本格的に始まるメタバース。
その広い世界と VRヘッドセットの相性が良いことは間違いありません。
今日はメタバース×ヘッドセットについてお話しします。
次の時代に取り残されないようにしておきましょう。
メタバース×VRヘッドセットの新しい波

ここ最近のメタバースの進歩によって、多くの企業が新しい VRヘッドセットの販売計画を発表。
Meta(旧 Facebook)と同様に、HTCや Valveといった多くのVR企業もメタバースの流れに乗ることになります。
残念ながら 2021年は新型VRがあまり発売されませんでした。

そのなかでも Oculus Quest 2は 2020年に発売されたにもかかわらず、密かに成功し続けている製品です。
そして 2022年にはソニーのVRヘッドセットが登場します。
ここ最近静かですが、以前はAR/VR界隈で動きが活発だった Samsungや Googleからも新製品が生まれる可能性もあります。
メタバースと相性の良いVRヘッドセット
メタバースを体験するのに相性が良いヘッドセットをご紹介します。
オキュラス
世界で一番売れているヘッドセットです。

現行版であるOculus Quest 2は Meta(旧 Facebook)が販売している一体型のVRヘッドセット。
パソコンやスマホと繋いだりすることなく単独で使えるのが大きなポイントです。

ヘッドセットを付けたまま前後左右、自由に動けます。
そのため自分がリアルにバーチャル空間にいるかのような体験が可能です。
HIKAKINさん、KAZUさん、瀬戸弘司さんなど有名 Youtuberさんもすでに体験されています。
ホライゾン・ワールド
Metaは VRとARの戦略をメタバースにシフトしました。
Oculus Quest 2ヘッドセット用に作られたHorizon Worldsというアプリ。
これを通じて、メタバース進出を開始しました。
ホライゾン・ワールドは 2021年12月9日にアメリカとカナダで正式リリースされたばかりです。
まだ日本では一般公開されていませんが、近い将来プレイできるようになるでしょう。


クラスター
国内最大手のメタバース「cluster」
こちらは現在Oculus Quest 2でプレイ可能です。

ワールドを作ったり、アバターで冒険したり、音楽ライブやイベントが行われるなど自由度の高い空間で生活するかのように遊べます。
メタバース以外
もちろんメタバース以外でも楽しむことができます。
- VRゲームを楽しむ (バイオハザード4など)
- 映画/動画を大迫力でみる (Youtube/ネットフリックスなど)
- フィットネスで痩せる (ダンスやボクササイズなど)
- リモートワークで仕事する (会議や共同作業など)
ホライゾン・ワールドが日本で本格始動すれば Oculus Quest 2は品薄になる可能性があります。
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また、Metaの新しいヘッドセット「Project Cambria」が 2022年後半にリリースされると噂されています。
ただし Oculus Quest 2に取って代わるものではなく、いくつかのプレミアム機能を備えたアッパーモデルになると考えられます。
< 予測される内容 >
・ディスプレイの解像度グレードアップ
・フェイストラッキング搭載
→ 感情や反応をVR内のアバターに反映
・アイトラッキング搭載
→ 目で選択できる
・カラーパススルーカメラ搭載
→ ARのように複合現実を表現
この新型ヘッドセットの値段はかなり高額になると言われています。
プレイステーション VR
テレビ登場以来の映像革新と言われたプレステ VR。

ヘッドセットをかぶれば周囲に立体的な空間が出現!
VRの世界に本当に入り込んでいるかのような臨場感が味わえます。
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その後継機「PlayStation®VR 2」(以下:PSVR 2)が 2022年に発売されます。

PSVR 2は USB-Cケーブルで PS5と連動させる必要があります。
そして新しいコントローラーと高解像度のディスプレイが搭載されることもわかっています。
PS5のグラフィック・エンジンを活用することで、他のハードウェアでは実現困難なメタバースや没入型ゲームを提供し業界をリードするかもしれません。
近々リリースされる「Unreal Engine 5」や、2021年1月に公開された「Matrix Awakens」の VR体験を想像すればそのすごさがイメージできます。

個人的に、以前ソニーが失敗に終わったPlayStation®Home(PlayStation 3向けの仮想空間)のような初期メタベース アイデアを再探求していくのではないかと考えます。
バルブ・インデックス
ゲーマーに人気のバルブ・インデックス。
PCやゲーム機など他のデバイスに対し、ディスプレイとして機能するヘッドセットになります。
とにかく視野角が広いのが特徴です。
130度を見渡すことができ「没入感が半端なく現実に近づいた!」との口コミが多く見られます。
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PCVR(パソコンでプレイするVR)では一番と言われるバルブ・インデックス。
ハイスペックなので値段は高いですが、世界最大のゲーム・プラットフォーム「スチーム」から発売されているので圧倒的な信頼があります。
すでに多くのゲームも用意されており、長く遊べるのもいいですね。
バルブ・インデックスの世界シェア使用率はオキュラスに次ぐ 2位となっています。
< 特徴 >
・指先の動きが再現できるコントローラー
・PCで利用できる VRソフトが多い
・日本人の顔になじむ
→ 鼻あてが付いており、フィットする
・スピーカーが最高レベル
→ 音質がよく、耳から離れているのでムレずに耳が痛くならない
・リフレッシュ・レートが大きく画面酔いしにくい
ロブロックス

放課後は Robloxで!
気軽にプレーできるカジュアルなゲームが揃うメタバースです。
バルブ・インデックスを使って ロブロックスの世界を自由自在に遊べます。

収益化できるのもおもしろい点です。

アイテムを作って売ったり、作った空間にたくさんのプレイヤーが来るとデジタル通貨『Robux』というお金が手に入ります。
これを実際の現金に換えることもできます。
海外ではロブロックスでゲームを有料化し、お金を稼ぐ小学生クリエイターが増えています。
おわりに
メタバースでの本格的なヘッドセット使用はこれから加熱していきます。
人気メタバースであるディセントラランドは現在ウェブベースの 3Dレンダリングソフトウェアで構築されており、現在は Windows PCまたは Macのみにプレイ制限されています。
ですが VRヘッドセットで体験できるようになるのも時間の問題でしょう。
メタバースにのめり込むという行為。VRヘッドセットが最高の相棒となります。