メタバースの不動産は現在 史上最高水準にあります。
より多くの人がメタバースでの収益チャンスを知るようになると、多くの企業やブランドが必要性を感じるようになるでしょう。
「メタバースに興味がある。でも本当に価値はあるの?」
こういった疑問を感じている人も多いはず。
そこで今日はメタバースに投資すべきかを解説します。
従来の不動産投資とは

6000年前 土地・家の所有権、そして不動産という考え方が生まれました。
現代において不動産は世界最大級の資産となり、投資の世界でも大きな位置付けです。
不動産取引の変化
不動産購入のプロセスはシュメール人が粘土板に不動産証書を記録して以来ほとんど変わっていません。
しかし相次ぐブロックチェーン技術の登場で、法的書類の作成が省略できるなど不動産購入プロセスの効率化が図られています。
このような技術革新が、最も古くから存在する不動産投資にも訪れているのです。
メタバースの不動産とは?

A. 仮想空間の中にある土地や建物
仮想空間とは?
・オンラインコミュニティ
人々がアバターを使い、交流・生活・ビジネスなどをバーチャルに行う場所です。
このようなオンラインコミュニティを「メタバース」と呼びます。
メタバースの多くは現実世界にある都市のように構成されています。
投資との関係は?
・現実の不動産と同じく売買 / 賃借できる
メタバース上の土地が現実世界のドルで売却されたことをきっかけに、デジタル不動産投資が始まりました。
デジタル不動産購入にはブロックチェーンが使用されるため書類作成など必要ありません。
メタバース不動産投資はいつ始まっているのか?

A. もう始まっています
ディセントラランドの場合
・約 100㎡の土地 → 20万ドル
ディセントラランドの土地は高額です。
約 2,000ドルだった土地が、わずか 2ヵ月後に 17万5,000ドル以上にまで高騰。
デジタル不動産の売買が本物の投資であることがわかります。
ディセントラランドとは
・VRの生活系メタバース
・生活やビジネスを楽しむ
・使用通貨は MANAコイン
仮想空間 ディセントラランド/Decentralandとは?
ディセントラランドでは ICO(Initial Coin Offering)が行われ、MANAコインが 35秒以内に 2,400万ドル以上も売れました。
多くの人から期待されていたことがわかります。
デジタル不動産|買い方は?

A. 仮想通貨で買う
デジタル不動産|購入手順
- 取引所で仮想通貨を買う
- マーケットでメタバースの土地を探す
- 仮想通貨で土地を買う
- ブロックチェーンに取引が記録される
- 自由に開発・運用できる
面倒な書類や審査が必要ないのが特徴です!
現実の不動産
法定通貨が不動産と交換され、取引には不動産会社・銀行・司法書士などが関与します。
デジタル不動産
仮想通貨とデジタル不動産が交換され、取引はブロックチェーン上で行います。
メタバースの需要は?

A. 2020年から爆発的に増えた
コロナパンデミック
コロナウィルスは人と人との関わり方を変えました。
人間は社会的な存在であり、人は生まれながらにして交流を求めています。
その交流の場をバーチャルの世界にシフトチェンジしたのは自然な流れでした。
商業的メリット
メタバースでお金を稼ぐチャンスがあります。
- 企業が店舗や支店を作る
- アーティストによるデジタルアートの展示や販売
- ミュージシャンによるコンサート、ライブ
そして何をやるにもまずは「土地」が必要になります。
そこで土地を売買する投資家が登場します。
コロナパンデミック前では予想もできないほどデジタル不動産の需要は高まりました。
結果として『物理的な現実』と『仮想的なメタバース』の境界線がますます曖昧になってきています。
メタバースに投資して儲かるのか?

A. 現実投資と同じく可能性がある
個人投資家の場合
メタバースへの投資は個人投資家が富を築くための有効な手段であることは確かです。
しかし、すべての投資と同様に保証されたものは何もありません。
私は現実不動産売買の経験がありますが、現実ですら絶対儲かる話など無いと思っています。
自分の経験と勘に頼る。これが投資です。
メタバースの土地価格は現実不動産と同じように周辺環境に応じて大きく変動します。
また、仮想通貨の価格変更により物件自体の価値も変動します。
機関投資家の参入
機関投資家とは、生命保険会社・銀行・政府系金融機関など大量の資金を使って資産運用を行う大口投資家のことです。
米グレースケール・インベストメンツの 2020年第4四半期の報告書によると「機関投資家がメタバースに参入した 」と書かれています。
資本流入額の 93%を機関投資家が占めており、その額は約 30億ドルだったと指摘しています。
まとめ
メタバースへの投資は盛り上がりを見せており、個人・機関投資家の両方が注目しています。
それゆえ価格の上昇は今後十分に起こり得ます。
しかし簡単に逆の反応を示すこともあります。
メタバースはまだまだ始まったばかりで未知数です。
それだけにリスクも大きいが、チャンスも大きいと言えます。